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「あっ、ムム見て見て。あそこにあるよ!」
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「ほんとだ!ミミ、早い者勝ちだぞ!それ急げ~!」
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「あっズルい!返して、ミミが先に見つけたの!」
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「やめろよ!ムムが先に拾ったんだぞ!」
とつぜん、現れたさわがしい生き物たち。 その姿はまるで、子ネズミのような、子ネコのような・・・。 あーあー大変。なんだかケンカを始めちゃった。 あんまりうるさいので、双子たちは目を覚ましてしまいました。
女の子
「んー。むにゃむにゃ、眠たいよ。
まだ朝じゃないのに、うるさくしてるのは、いったい誰?」
「んー?あれっ⁉もしかしてあなたたち妖精さん?」
「わたしの歯を、もらいに来たの?」
男の子
「ふぁーああ。もーうるさいな。夜は静かにしなさいって、パパに言われてるでしょ。」
「君たち、いったいどうしたの?そんなにケンカなんかして。」
双子たちは、その小さな生き物に、やさしく話しかけてみました。 彼らは、少し驚いたように顔を見合わせましたが、双子たちに答えてくれます。
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